目標について

職場の定期面接で必ずといっていいほど尋ねられる「目標」について。

いつも思うことだが、検査部としての目標が何なのか、検査部として達成すべき目標が何なのかがしっかり定められていなければ、「組織の中の一人(つまり組織の中で働く個人)」としての目標など、立て様がない。おそらくそれを尋ねる上司は、「自己研鑽」や「検査部に貢献できる」何かを期待しているのだろう……面白い答えが返ってきたらラッキィと思うのかもしれないし、自分の意に沿う内容だったら満足するのかもしれない。ちなみに、私自身はこの年間目標について、何かしらのフィードバックを受けたことはない。どころか、数年前まで進捗を確認されたことすらなかった。まあ、上司も勤務評定を書くために聞いているのだろうと思う。

たとえば、今年の目標は「より自分が成長できそうなところに転職することです。そのために英語力を磨き、認定資格を取ることを目指します」とか答えたら、どういう顔をするのだろう?立派な目標だ。キャリアをしっかりと考え、自分の目標を定めた結果の応えなら、組織は応援してくれるのだろうか?暗に、「ここでは(これ以上)成長できません」と云っているわけだが、こういう場合、上司はどう考えるのだろう?

仮想通貨に投資してみた

いま流行の仮想通貨に投資してみた。

こう書くと、何かものすごいもうけが出るような響きがあるが、云ってしまえば「ギャンブル」である。私はこの分野ではthe perfect素人なので、どうやったらもうけが出るのかわからない。わからないが、この数日、集中的にいろいろいじくってやってみた。

参入した時期がとても悪く、結果的に暴落する直前に買って、暴落したあとで売ったわけだが(苦笑)、何となくこうかなー、みたいなものが感じられた。ショートで売ったり買ったりを小刻みに繰り返す方法と、長期で投資する方法と、おそらくふたつのパターンがあると思うが、チャートの見方だとか、世の中の動きに詳しくないと、短期では利益が出ない。というか、参入するときに10万程度だと、差益が小遣い程度にもならないのだ。1BTCがすでに20万円台後半になっており、よほどの覚悟で巨額をつっこまないかぎり、短期で利益を上げることは難しくなってきている印象だ。

取引額は乱高下しており、数時間で数万円異なってくることなどざらにある、というのが私が集中的に扱っていた数日の状況だった。これはとても面白い。いきなり暴落で最初に数万円を溶かしたが、それ以降はやや利益が出るくらいの差益を得られている。ただ、私の投資額だと、かかる時間とのバランスがあまりにも悪い。正直、話しにならない。トータルで考えると、完全に赤字である。

結論から云って、遊びにしかならない。もちろん、遊びでやっているので問題ないのだが、仕組みとしては面白く、短期で売り買いをするのはもうやめて、長期に投資してみるのをやってみようと思っている。感覚的に、「金」に投資するのに近い。

まあ、こんな怪しいものが投資として成り立つ世の中が来るとはねえ。

採用について

「就職試験」や「面接」では、採用基準が明確にされないことが多い。自分がなぜ採用されなかったのか、明確に指摘されることなど皆無だと云ってもいい。

これは明らかにおかしい。採用基準を明確にすることは、「私たちはこんな人材を欲しています」という意思表明だし、落選理由を明確にすることは、「私たちはこんな人材は欲していません」という意思表明だからだ。それをせずに、「いい人材」を求めるのは、自己矛盾している。従って、個人へのフィードバックよりもむしろ、ホームページで公表するなど、全体への公表がより重要になるのではないだろうか。

資格や免許などの必要要件は提示されることが多いが、面接での採用基準はあいまいだ。面接官のさじ加減次第といってもいいのではないか。心理学的に、面接官による面接選考の採用は、それほど「いい人材」を確保できない(というよりも、ほかの選考手法よりも優れているわけでも劣っているわけでもない)ことが示唆されている。それでも面接や試験を実施したいなら、これからせめて結果をフィードバックすることで改善できないものかと思わないでもない(自分に関係ない話しだから他人事)。

やたら必死な営業さん

さいきん、
「インターネットがお安く使える用意ができましたので、ご案内させていただきます」
とかゆー、意味不明の案内をたずさえてやってくる、やたら必死な「営業マン」の訪問が立て続いた。

すべて同じような説明をするので、説明させた挙げ句に追い返すわけだが、「なんでこんな安くなるプランがあるのに利用しないの、馬鹿なの?」みたいなようすで書面へのサインを迫ってくるので、うざくってしかたがない。しかも、

「インターネットがお安く使える用意ができましたので、ご案内させていただきます」

という案内の仕方は、「いまある契約をアップデートさせることが出来る案内です」みたいな、事実誤認を誘発させることをねらっているのであろう。事実は、ただの「乗り換え」である。しかも、資料請求をしたら、のらくらと言い逃れて書面にサインだけさせようとする、あきらかに「狙った」営業である。

もう飽きたので、こんどから「転勤の予定がありますので」と断ることにしよう。もう二ヶ月に一回くらい転勤する、超転勤族なんだよ、俺サマ。

OJTのコストは誰が支払うのか?

結論は、「顧客」である。

日本のOJTなんて、「何もやってません」の言い換えみたいなもんだし、
だからそのコストは巡り巡って顧客が支払っていることになる、ということを常に意識したいところだ。